現在までの記録
しょ~と・ぴ~すの会の御案内
前回(2月25日)は、本会の創設者小浜逸郎の、最後の代表作である大著『倫理の起源』について、若きロシア文学の研究者にして北海道でワイン作りに取り組んでいる濱田玲央さんからレポートしていただきました。
濱田さんの労作である発表要旨は以下です。
次に【『倫理の起源』について「この点はぜひ皆で考えたい・検討したい」という参加者の方は、文章の形にしてご持参頂けたら】という濱田さんのお申し出に従い、古川徹朗さん、由紀草一、それに、それを踏まえた上で司会の小林知行さんが目録と省察を書いてくれた小林知行さんの文章を以下に掲げておきました。
当日は、特に由紀草一の文書を中心に話し合いがもたれた後半から、少し重い雰囲気になってしまいました。それはなぜか、⬆の真ん中に収めた文書を読んでいただければ察せられると思います。これがなければもっと和やかな会になったでしょうが、私にとって小浜の倫理学は長い年月をかけてよく練り上げられた成果であると同時に、さらに新たな段階へと思考を進めるための大切なステップであって、それを活かすためには通り一遍の賛辞だけではすませられない、という思いが溢れた結果です。ご不快に感じられた方がいたらお詫び申し上げますとともに、これが小浜思想を自分のものにするきっかけになれば幸甚です。
次回は長年高等学校で教鞭を執ってきたレポーターから、ご自身の独特のキリスト教体験を語っていただきます。この西洋精神の中枢の一つを形成している宗教の、日本的かつ今日的な意味を考えるよい機会になると思われますので、どうぞ揮ってご参加ください。
レポーターからは以下の広告文をいただいております。
【引用開始】
私は学者でも評論家でもありません。宗教学も日本文学も比較文化も専攻・研究したことはなく、読書も自ら読み漁るということはなく、たまたま目にしたり、勧められたりしたものに限られてきました。 お話しできるのは、私の体験だけです。専門用語を正確に使い分けることはできませんが、自分の言葉で正直に話そうと思います。
遠藤周作の「沈黙」、イザヤ・ベン・ダサンの「日本人とユダヤ人」を読むと、思い当たる部分があるので、具体例の提示にはなるのではないでしょうか。 皆さまからのご意見、ご教示により、目から鱗が落ちる経験ができそうな気がします。よろしくお願い致します。
【引用終わり】
記
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タイトル: 教会の思い出 ~神様が居ても居なくても~
2.レポーター : 石塚馨子
3.日 時 : 令和6年11月24日(日) 午後2時~6時
4.場 所 : ルノアール飯田橋西口店会議室
東京都千代田区富士見2-2-6 今井ビル2F
℡ : 03-5226-6345
飯田橋駅西口より徒歩3分。早稲田通りを左手へ直進、
2つ目の交差点を渡り左手のファミリーマートの上
(下の地図参照)
5. 会 費 : 1,700円(当日徴収)
連絡先:由紀草一 luna2156@mtf.biglobe.ne.jp