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           しょ~と・ぴ~すの会の御案内

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  前回は、本会の創設者小浜逸郎の、最後の代表作である大著『倫理の起源』について、若きロシア文学の研究者にして北海道でワイン作りに取り組んでいる濱田玲央さんからレポートしていただきました。

​ 濱田さんの労作である発表要旨は以下です。

​ 実践の思想家 小浜逸郎~『倫理の起源』を読む~

 

​ 次に【『倫理の起源』について「この点はぜひ皆で考えたい・検討したい」という参加者の方は、文章の形にしてご持参頂けたら】という濱田さんのお申し出に従い、古川徹朗さん、由紀草一、それに、それを踏まえた上で司会の小林知行さんが目録と省察を書いてくれた小林知行さんの文章を以下に掲げておきました。

 検討希望事項

 

 当日は、特に由紀草一の文書を中心に話し合いがもたれた後半から、少し重い雰囲気になってしまいました。それはなぜか、⬆の真ん中に収めた文書を読んでいただければ察せられると思います。これがなければもっと和やかな会になったでしょうが、私にとって小浜の倫理学は長い年月をかけてよく練り上げられた成果であると同時に、さらに新たな段階へと思考を進めるための大切なステップであって、それを活かすためには通り一遍の賛辞だけではすませられない、という思いが溢れた結果です。ご不快に感じられた方がいたらお詫び申し上げますとともに、これが小浜思想を自分のものにするきっかけになれば幸甚です。

 

 

  

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